ブリヂストン第5回タイヤ勉強会レポート

開催日:2017年5月14日
場 所:栃木ブリヂストンプルービンググラウンド
報告者:石川茂幸

5月14日にブリヂストンによるAJAJ会員向けタイヤ勉強会および試乗会が開催されました。今回で5回目の開催となるこの勉強会は、栃木県にある同社栃木プルービンググランドで開催され、会員16名が参加しました。

10時からスタートした座学は会場となる栃木プルービンググラウンドの歴史と施設概要の説明から始まり、その後、今回の勉強会のテーマであるタイヤが担う「安全」についての講義を株式会社ブリヂストンフェロー 技術スポークスパーソンの原 秀男氏にしていただきました。このなかでブリヂストンが展開するキャンペーン「ちゃんと買い」は、「車両性能を落とさないためのタイヤ選び」という考え方に基づいていることを解説していただき、参加した会員は改めてタイヤの担う安全性とブリヂストンの取り組みについて理解を深めました。

座学の後は昼食を挟み試乗・体験プログラムへ。今回は栃木プルービンググラウンドの各試験エリアを占有しての試乗プログラムを多数用意いただきました。まずはリプレイスタイヤ3種の乗り比べ試乗として、エコピアNH100RVを基準として、ベーシックなNEXTRYとプレミアムのレグノGRVⅡを比較する試乗プログラム(車両:ノア)がスタート。同社の調査データによるとリプレイス(補修)タイヤの57%が新車装着タイヤ未満のスペックである可能性があり、安全性はもちろん、快適性や経済性の面からも新車装着タイヤ相当であるエコピアを基準とし同等かそれ以上の選択が望ましいとのこと。このプログラムによってブリヂストンが訴求する「ちゃんと買い」の考え方を、AJAJ会員は自らの運転によって体験することができました。

続いて行われたのは空気圧確認の重要性を体感するための比較試乗プログラム。一般社団法人 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が平成26年に高速道路で行った調査によると約41%が空気圧不足で走っていたといいます。正しい性能を発揮させるための条件のひとつである空気圧の重要性を、適正圧(240kPa)と低内圧(150kPa)の比較試乗によって再確認しました。

3つ目のコンテンツはタイヤの性能を引き出すためのホイールとのマッチングおよびバランスの重要性を体感するというもの。ここでは50gのウェイトをホイールにつけたアンバランス車両の走行挙動を体感。バランスチェックによってドライブ時の快適性や疲労度が大きく変わることがわかりました。

そのほかランフラットタイヤとノーマルタイヤの内圧0kPa時の状態展示や新たな技術として研究を続けている空気を必要としないタイヤ=エアフリーコンセプトに基づき開発された自転車の実車確認および試乗やプレミアムSUV向けに2017年2月より販売を開始したアレンザ001のウェット&ドライ路面の試乗機会も用意いただきました。

今回の勉強会ではブリヂストンが取り組む安心・安全に対する施策を、実際にタイヤ開発の最前線であるプルービンググラウンドという特別な環境で存分に体感させていただき、参加したAJAJ会員は個々の活動を通して一般の読者へタイヤの重要性を伝えていかなければならないと改めて感じることができました。

今回の勉強会を終え菰田AJAJ会長は「AJAJ会員向けに素晴らしい機会を用意いただき感謝の念が絶えません。実際に運転をさせていただくプログラムも多く大変勉強になりました」とコメント。

また勉強会を開催していただいたブリヂストンから広報2課の木村課長より「お忙しい中ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。路面と接する唯一の部品であるタイヤが変わると、皆様のお車の性能にも影響が出ること、そしてタイヤも、適正な空気圧とホイールバランスにより本来の性能が発揮されることを、今回の試乗会で実感いただけましたら幸いです」とコメントをいただきました。
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