東日本大震災活動 萩原秀輝レポート

報告日:2011年8月10日

■活動日

2011年4月21日

■活動場所

石巻市および東松島市

■役割

被災者の要望を関係団体に伝える「つなプロ」のアセスメントスタッフ2チーム4人を6カ所の避難所に送迎するドライバーをつとめました。なお、現地での走行距離は1日で約200kmでした。

■感想

被災地の状況は、津波が到達したか否かで大きく異なります。到達しなかった地域のなかには、すでに日常を取り戻しているかのような様子も見受けられました。もちろん、実際に生活をしている方々にとっては我々には計り知れないご苦労があるのでしょう。

ただ、地震の被害は規模の大きさを考えればむしろ小さい方だったのではないでしょうか。高速道路を含む道路は、応急的な補修とはいえかなり復旧が進んでいました。

その一方で、津波が到達した地域の被害は想像を超えて甚大でした。参加当日は、JR仙石線さえがれきに埋もれたままでした。ところが、並行する国道45号線はがれきが排除され通行には支障がありませんでした。
こうした復旧の優先順位はあらかじめ決められていたのでしょう。今回の震災で想定の通りに復旧が実行された数少ない例となるのかもしれません。

■課題

ドライバーを必要としている団体などはほかにもあるはずです。そうした情報を集め、まだ復旧の途上にある被災地でのボランティア活動のために、会員に伝えることも理事会の役割だと思います。

■費用

ガソリン代+広報車返却時の洗車代で19,719円をAJAJに負担してもらいました。