株式会社ゼンリン 自動走行技術をサポートする高精度空間データベースの取組み

掲載日:2015年6月3日
場 所:株式会社ゼンリン

株式会社ゼンリン 高精度空間データベースの取組み説明風景カーナビゲ―ションにとって、なくてはならない地図データ。この分野で日本国内シェアNo1を誇るのが、1948年創業の株式会社ゼンリンだ。

1989年にカーナビ関連事業を開始。その後、90年から2000年代は、インターネットや小型で高性能なモバイル端末が急速に普及し、カーナビに対する市場の要求要件が高度化。また国がITS(高度交通システム)の構築を積極的に推進。そしてVICSやITSスポット等、交通渋滞情報の精度が上がった。こうした時代変化に伴い、地図データもより高精度でより頻繁なデータ更新が必然となった。

2010年代になると、車載器とデータセンターとのクラウド通信、また車載器とスマートフォンの連携が加速。さらに2015年から欧米を皮切りに、アップル『カープレイ』やグーグル『アンドロイドオート』がサービスを本格的に開始する。

時代は大きく動き、“カーナビ=車載器”から“クルマ=大きな通信端末”としてビックデータ処理の重要性が増してきた。さらに、各自動車メーカーはADAS(高度ドライバー支援システム)の延長上として、高度な自動運転の実用化を急いでいる。内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)においては、産学官“オールジャパン”として2020年の東京オリンピックまでに段階的に自動運転を実用化する考えだ。

こうしたなか、ゼンリンは地図整備システム『時空間システム』と『高精度区間データベース』の開発を進めている。本勉強会に於いては、ゼンリン第二事業本部 ITS営業二部 部長の竹川道郎氏と同部第二事業企画課 係長の藤尾秀樹氏から、詳細な資料に基づく丁寧なプレゼンテーションを行って頂いた。質疑応答の時間では、AJAJ会員各位から積極的に質問が出され、都合2時間の勉強会は実に中身の濃い内容となった。

■参加者(敬称略、五十音順)
会田肇/有元正存/有山勝利/石川まきてる/内田俊一/太田哲也/大谷達也/岡崎五朗/加瀬幸長/日下部保雄/菰田潔/島崎七生人/瀬在仁志/鈴木直也/鈴木健一/高山正寛/近田茂/中村孝仁/西村直人/藤島知子/松下宏/松田秀士/森川修/森口将之/桃田健史/山崎公義/米村太刀夫/吉田由美