MSJ AJAJふれあい試乗会 2024

開催日: 2024年2月24日(土)・25日(日)
場所: 東京・お台場 モータースポーツジャパン会場内
報告者: 桂伸一

AJAJふれあい試乗会 2024 受付MSJ=モータースポーツジャパンがスタートした2006年からAJAJ=日本自動車ジャーナリスト協会は、一般ユーザーにクルマに気軽にふれられる場と安全性に関する講習を行なう事で参加してきた。

運転の基本であるドライビングポジションが適正か否か!? そうした日常何気なく行なっている自動車を運転する基本に立ち返る事。メーカーからの情報や試乗から得た知見を一般のユーザーに広める事も我々の大きな役割のひとつだと考える。

ドライビングポジションの誤った姿勢は衝撃を受けた際に怪我、骨折ほかの原因にもなる事。安全に関するレクチャーは危険なときはブレーキをフルに踏み切る事、緊急時、救急に関する学びも簡略化してお父さんお母さんと、こども達にも展開してきた。

今年AJAJが担当したのは「ふれあい試乗会」と「U-18運転予備校」。

筆者が担当したのは「ふれあい試乗会」で、用意されているのは最新の国内外スポーツからセダンSUVモデルまで、好みのクルマにふれて試乗できるメニュー。

AJAJふれあい試乗会 2024 風景

ただし限られた試乗スペースだけに、自ら運転はできず、レーシングドライバーを含む我々ジャーナリストが、クルマの特長や走りの個性を解説しながら試乗して行く。

お目当てのクルマに乗れるとあって毎年、試乗申し込み開始と同時に殺到。走行シーンを眺める家族や試乗希望者、観客ふくめて、長蛇の列になる超人気イベントである。

こうした試乗会や走行イベントに慣れている専門スタッフらと共にAJAJは4台の試乗車を担当。

マツダからは、まだ試乗車が存在している事に驚いた”ロータリーエンジン搭載”のRX8。最新にしてロータリーエンジンを発電機として搭載するMX-30 Rotary-EVの2台。トヨタからBEVのSUVであるbZ4X2台を運転する。

AJAJふれあい試乗会 2024 風景

「一度、ロータリーエンジンに乗りたかったんです!!」・・ という若い世代は喜び。天井知らずにフケ切る伸びのある回転フィールとロータリーサウンドに昔を懐かしむ中高年にRX8は、まさか乗れるとは!? と大人気。

PHEVのMX-30REVは最新のロータリーエンジン音に「あー!! こういう感じなのですね」。とシングルローターサウンドに興味津々。マツダのロータリーは、2ローターか3ローター。つまり過去にシングルローターのエンジンサウンドを聞いた事は無いのだから我々も同じ感覚でうなずく。

スポーツカー目当てでした、空いているのがこれしかなくて!? という正直なユーザーには、この限られた試乗スペースでフル加速すれば、今日あるどのスポーツカーよりも速いですよ!!

という事でアクセルを強めにひと踏み。BEVの瞬発力、モーターパフォーマンスの凄さを一瞬だが最大限引出してbZ4XとMX-30REVはEV走行の魅力を味わって頂くと、 EVのパフォーマンスはまだまだ浸透していない事がわかる。

2日間の初日のみの担当だったが、若いヒト達グループがワイガヤで試乗車に乗り込み、盛り上がる様を見ると、いまだに若者のクルマ離れ、と言っているメディアには不安を覚える。

「また他のに乗ります」わずか2周だが、そのクルマの何かを掴んで降りて行く参加した皆さんの笑顔が「ふれあい試乗会」の意義を見いだせた2日間(初日のみ)だった。