母と子の楽ラク運転講習会2008

開催日:2008年9月7日
場 所:東京国際展示場「東京ビッグサイト」

日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)は、 2008年9月7日、東京・江東区の東京国際展示場「東京ビッグサイト」の西2ホールと屋外展示場を使い、「母と子の楽ラク運転講習会?お父さんもご一緒に?」を開催しました。

今回で10回目を迎えるこの安全運転講習会は普段、自動車にたずさわっているAJAJ会員がボランティアで行う講習会です。後援として社団法人日本自動車連盟(JAF)、特別協賛としてブリヂストン、ボッシュ、協力としてブリヂストンサイクルなどの団体・企業にバックアップしていただきました。また、国内の各自動車メーカーからは、講習用の車両のご提供や運営スタッフとして人員参加などのご協力を受けました。

講習会の対象者は、小学校6年生までのお子さんをお持ちのお母さんとその家族です。お母さんに安全運転の基本を覚えていただくとともに、お子さんにも安全に自動車に乗る方法や、自転車の安全運転などについても学んでいただきました。

会員がたずさわっている媒体などでの呼びかけにより、53組のご家族が参加しました。お母さんを対象とした講習は、ドライビングポジションとステアリングワーク、車庫入れと縦列駐車、死角の確認、ランフラットタイヤ&タイヤ空気圧の重要性、急ブレーキ体験の5項目です。またお母さん以外の方も参加できるプログラムとして、ロールオーバーシミュレーターを用いた横転体験やエアバッグの展開デモンストレーション、チャイルドシート相談コーナー、AED(自動体外式除細動器)の使い方講習などを用意。子供に正しい自転車の乗り方を覚えてもらうコーナーも用意しました。

さらに、講習以外にも子供達に楽しんでもらえるように、子供免許証の発行サービス、ペダルカーなどの遊具を用意したキッズコーナーなども設置。お母さんが講習に集中できるように、乳幼児については保育士の方にケアをお願いしました。

今後の運営に役立てるため講習後には参加者にアンケートを行いました。その結果、参加者の多くに満足のいくものという回答をいただきました。駐車講習のような普段の運転に役立つ講習だけではなく、急ブレーキなどのまさかのときに必要とされる講習にも多くの参加者が満足のいくものであったという回答をいただいたのは、大きな成果だと思います。

また、「タイヤの空気圧や残り溝のチェックを行っていますか?」という問いに対し、多くの参加者が自分、もしくは夫がチェックしているという回答をいただきました。こうした講習会に積極的に参加していただける方だけに、安全意識は高いものと思っていましたが、予想以上にタイヤの状態に気を遣っていることがわかり、ひと安心です。

2009年は10月10日に開催を予定しています。詳細が決まりましたら本ホームページならびに、各種自動車雑誌などで応募をいたします。