2008 AJAJ&ホンダ広報部ミーティング その1

開催日:2008年7月22日
場 所:ツインリンクもてぎ

7月22日ツインリンクもてぎで、ホンダ広報部のみなさん、ツインリンクもてぎのご協力を得て、『2008AJAJ&HONDA広報部ミーティング』-「クルマであそぼ! 2輪もあるよ!」―が開催されました。

気温30度を越える真夏日となり、朝からギラギラと太陽が照りつける中、総勢40名のAJAJ会員の方が集まりました。

当日のスケジュールは以下の通りです。

9:45に、南コースにて集合後、午前中はA、B、C、3つのグループに分かれて、それぞれ、(1)2輪・4輪体験走行、(2)安全運転講座、(3)ホンダ コレクションホール見学の3つの講習を体験しました。

菰田副会長レクチャー
日下部会長の開会の挨拶に続き、菰田副会長がドライビング姿勢やシートベルトについて細かくレクチャー。基礎的なことだが、大事なので会員は真剣な眼差しだった。
2輪走行風景
当日はインテグラのタイプRやレジェンドなどの4輪車に加え、ゴールドウイングやND-01などの2輪車も提供された。同乗走行のインストラクターを務めてくれたのは、会員の西村直人くん。

(1)2輪・4輪体験走行では、ホンダ広報部のご協力により、2輪では、トゥデイ、スーパーカブからND-01、ゴールドウイングまで6台。4輪ではフィットや最新のフリード、レジェンド、インテグラTypeRまで、走りもスタイルも違う合計7台の車両が提供されました。普段4輪には乗りなれている会員の方も、久しぶりに2輪にも乗ってみたいと、空き車両がないほど次々と乗り換え、コースを走る姿が見受けられました。

私も2輪の運転を楽しんだひとりです。中型免許を取得後、7~8年ぶりに2輪に乗る機会となり、初めは操作方法も忘れおっかなびっくりでしたが、スクーター→カブ→250ccへと徐々に慣れ、久しぶりに2輪の楽しさを思い出しました。最後に、西村直人さんの運転でゴールドウイングにも乗せてもらい感動!警察官になった気分でした!

(2)ホンダ コレクションホールへは初めて入館したという方も多かったようです。歴代のホンダ車のほか、歴史的な価値ある他メーカーのクルマの展示のほか、2輪および4輪のレース車両が数多く展示され、往年の名レースを懐かしく語りあうシーンも見られました。このホールについての詳しい内容は、川上完さんのレポートをお楽しみに!

(3)安全運転講座では、2つの講習内容が用意されていました。菰田講師の講習では、シートベルトの必要性と、ウェット路面にオーバースピードで浸入した際の危険性を確認するという内容。萩原講師の講習では、ウェット路面で、横滑り防止装置の効果を体験するというものでした。

S2000旋回走行
グラウンドに散水車で水を撒き、S2000で旋回走行を行う。ハンドリング特性やブレーキング時の挙動変化などをインストラクターの萩原秀輝さんの指導のもと、確認。

午後は、もてぎフォーミュラ『モテラ』の体験走行が行われました。『モテラ』は旧型フィットの1.5Lエンジンを搭載したマシンです。レーシングスーツに着替えてコースに臨む方も多く、みなさんの気合が感じられました。走ってみると、2周はあっという間。あー、もう終わりか・・・と思っていたところ、マシンが空いていれば何度も乗ることができると聞いて、合計4周も走ってしまいました。普段は体験することのできない大きなエンジン音と、ダイレクトな操作感に、アドレナリンが出まくり。これはクセになりそうです。

ホンダ会員制フォーミュラカー、モトラ
ホンダの会員制フォーミュラカー、モトラにも乗ることができた。フィットのVTECエンジンを積む入門用のフォーミュラだ。みんな活き活きと運転していた。

その後、北ショートコースへ各自移動、チーム対抗1時間耐久カートレース大会の始まりです。チームは、その場で決めた4~5名ずつの合計9チーム。1時間のうちに、8回ピットに入るということと、第一走者はレース経験の少ない人、というルールに沿って、それぞれ作戦を立てます。

カート大会風景
ファイナルイベントとして催されたカート大会。AJAJ会員とホンダ広報部のスタッフが混じって1時間の耐久レースを行った。これはスタート直後のひとコマ。

チーム日下部の第一走者となった私は、4番グリッドから出走、ストレートではとにかく全開で、ガムシャラに走りました! ゴールを目前にした最終ラップでは、まわりの方にかなりご迷惑もかけたようでしたが・・・・(すいません。砂かけババアと読んでください)

カート大会風景
白熱したバトルが繰り広げられたカートの1時間耐久レース。各コーナーで抜きつ抜かれつのデッドヒートが見られ、スピンするマシンも。みんな熱くなっていました。

個人的なことはともかく、広報部のみなさんと、AJAJの参加者みなさんが一体となった、最後まで目の離せないレース展開に、みなさん手に汗を握り、大いに盛り上がりましたよ。普段からカートに親しんでいる方も、そうでない方も、性別や年齢、初心者からプロまでと運転レベルもまちまちなガチンコ混戦レースは、とても新鮮に感じられたのではないでしょうか。

結果は、トップチェッカーを受けた菰田チームが優勝、2位はホンダ広報部長の和田さんチーム、3位には日下部チームが入りました。さらに、男女別でもっともラップタイムの速かった方に、個人優勝のトロフィーが手渡されました。男性は桂伸一さん、女性では、丸茂亜希子さんでした。

カートレース表彰式
カートレースの表彰式。優勝したのは精鋭ぞろいだった菰田さんチーム。丸茂亜希子さんの頑張りが光った! 2位はF1担当の経験もあるホンダ広報の和田さんチーム。3位はラスト5分前までトップを快走していた日下部さんチーム。