ブリヂストン「タイヤ勉強会」その1

実験部の秘密兵器に興味津々

バスで移動
全員、大型バスで移動。路面は水浸し状態です。

座学を受けた管理棟からコースまではブリヂストンが用意した大型バスで移動。その途中で雨はさらに強まり、土砂降り。テストコースは湖のようになっている中でテスト開始。最初のセクションはテストドライバーによるデモ走行で“コーナリング途中でパンクするとクルマはどんな挙動を見せるのか”を確認します。もちろんノーマルタイヤとランフラットタイヤを比較します。

まず、ノーマルタイヤでスタートし、コーナリング中に空気が抜け(パンク状態)になるとクルマは派手にミスしぶきを上げスピン。次はランフラットで同じことを試しますが、何事もなかったようにクリアしていきます。さらにノーマルタイヤはホイールから外れ、ホイール自体も傷だらけになることなどが分かります。

ところで、このセクションでもっとも関心を集めていたのはブリヂストン試験部オリジナルの“走行中に空気圧を調整できる装置”でした。空気圧調整用のボンベやコンプレッサーで構成され、走行中でも車内から自在に空気圧を調整できるそうです。

空気圧 変化 機器
注目度の高かった走行中に空気圧を変化させる秘密兵器。リアシートにはボンベ搭載

いよいよ勉強会のハイライト、試乗です

次はいよいよ試乗です。今回は大きく分けて

1 S001RFTの新商品単独試乗テスト

2 同一車種(BMW525i)に
S001のノーマル
S001 RFT
RE050 RFT(S001RFTより少し前のモデル)
の3種を装着して比較走行

3 RFTでパンク状態の走行体験
と言った3つメニューを次々とこなしていきます。

RFTサイド 穴開け
RFTサイドにドリルで穴を空け、パンク状態での走行体験を行う

「とても違いが分かりやすい」と好評だったのは2番目の比較走行でした。ここで得たインプレッションは今後、各会員のブログやWEB、紙媒体などで発表されることになります。