ダイハツ中津工場見学会 その1

開催日:2005年8月2日
場 所:ダイハツ中津工場

日本で最も新しい自動車組み立て工場
ダイハツ車体・大分工場を見る

 

中津工場 空撮
広大な敷地面積を誇る中津工場。現在は建屋が増えて、よりモダンな工場となっている。

広報担当:有元正存

レポートの掲載が大変遅くなったが、 05年8月に実施した「ダイハツ車体・大分工場見学会」をご報告する。8月2日の朝に空路、大分へ飛び、昼食を挟んで中津市の工場へ。概要説明、見学、質疑応答でたっぷり勉強させていただいた後は、別府湾ロイヤルホテルで懇親会。名湯にもつかって心身共にリラックスし、翌朝また空路で帰京というスケジュールだった。見学会の実施にご尽力いただいたダイハツ工業とダイハツ車体の皆さまに、この場を借りて御礼申し上げたい。以下、2人の会員によるレポートをお届けする。

[クリーン・コンパクト・コンフォータブル]

レポート: 西村直人

05年8月2日~3日の2日間に渡り、大分県に新設されたダイハツ車体の中津工場を視察した。同工場は、04年11月に44年間の歴史に幕を閉じた前橋工場(通算400万台以上を製造)の代替工場として、04年11月に完成、翌12月15日より操業を開始した国内メーカー屈指の最新工場である。この移転を受けて、ダイハツ車体株式会社の本社登記も中津市へと変更になっている。

中津工場から約2kmの至近距離には、大型輸送船が着岸できる重要港湾として指定された中津港が整備されている。完成車の海上輸送にはうってつけの条件が整っているといえるだろう。また、100km圏内に部品供給工場の約75%が存在するなど、物流の面からみても恵まれた環境下におかれている。

中国や東南アジア方面への搬送にも便利な中津工場だが、当面は国内で好評を博しているアトレーやハイゼット系の生産に休日返上で勤しむという。

ダイハツ中津工場見学会 その2