地球にもおサイフにも優しい!みんなの「ECO DRIVE 祭り」

記者が担当したのは最新エコカーを使用した「エコドライブ試乗」。試乗車はトヨタプリウス、ホンダインサイト、マツダアクセラ(i-stop)、三菱i-MiEVの4台。インストラクターは、飯田裕子、鈴木直也、滝口博雄、(敬称略)と私が担当した。

試乗は会場を出て、越谷レイクタウン駅の北側に広がる約40haの大相模調節池とイオンレイクタウンを合わせて半時計回りに1周する約4kmの公道コース。おおよそ10分前後のドライブだ。

今回はエコドライブ体験とその啓蒙のお手伝いが主な役割だが、実際に公道を走るだけに、試乗前には最も基本的なドライビングポジション等についてのレクチャーを受けてもらった上でスタートした。

来場者は、まじめに聴く姿勢を持つ人がほとんどで、インストラクターの指示にも熱心に耳を傾けてくれたのが印象的だった。

試乗車は基本的に選べない予定だったが、それほど混み合わなかったので、来場者の多くは希望通りのクルマに試乗でき、中には2台を乗り比べる人も。唯一EVであるi-MiEVの注目度は流石に高く、次代を担うEVの走行性能が想像以上に高いレベルにあることに、素直に驚嘆する人が多かった。

試乗中は、やさしい発進操作と、加減速の少ない運転、早めのアクセルオフなどについて意識してもらう。おのずと遠く前方や周囲の状況把握に神経を使う必要があり、同時にそれは安全運転につながることにも気付いてもらう。

また不要な荷物は積まないなど、無駄を省くことについても着目してもらう。そしてエコタイヤの装着で数%、エコドライブと合わせると20数%、あるいはそれ以上の燃費向上が期待できることを伝えて試乗を終えるというパターンだ。

来場者は、基本的にクルマや運転にそれなりの興味を持っている人が多く、中には試乗後に購入するクルマを心に決めた人も居たほどだ。ディーラーではない場所で気軽に試乗できたことに満足した様子。おおむね来場者の反応は好感触だったと思う。

来場者との会話の中で印象に残ったのは、エコタイヤは価格が高いという認識が持たれていたこと。リプレスタイヤ購入時にも、エコタイヤに興味はあっても、結局は価格の安い物に目が行ってしまうと言う。

しかし実際にその差はそれほど大きなものではない。エコタイヤを履くことによる転がり抵抗の低減だけではなく、ドライバーの意識改革も含めてエコドライブに気配りするようになれば、複合的なメリットは大きいことを付け加えた。

今回のイベントのお手伝いをして、改めて感じられたのは、エコドライブはもちろん安全運転などの啓蒙活動や基本的な交通安全教育は、もっと多くの人々を対象とした社会活動が必要であるということ。AJAJにとっても社会貢献できる場は多いと思えた。